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仕事、母業、メンタルヘルス – 働くママへのアドバイス

ワーキングマザーになると、仕事は9時から5時までというわけにはいきません。子どものお世話という次のシフトが始まるからです。母親業はやりがいがある反面、疲れるものです。特に小さな子どものお世話をするお母さんはなおさら。常に「勤務中」だと、継続的なストレスにさらされることになります。プレッシャーを和らげる時間を作らなければ、メンタルヘルスを損なうことになりかねません。

 

母親とは無償で与える存在ですが、自分自身の健康と幸福をおろそかにしてばかりだと、燃え尽き症候群やうつ病を発症してしまうかもしれません。母親がこのような不安定な気持ちになるケースは皆さんが想像する以上によくあることで、42%の母親が うつ病または 不安を経験して があります。多忙な生活スタイルのためにメンタルがピンチな働くお母さんに向けて、いくつかアドバイスをお届けします!

ワーキングマザーの燃え尽き症候群

フルタイムで働くお母さんにとって、仕事と家庭の両立は大変なことです。子どもの食事、入浴、遊び、保育園や学校への送り迎えは24時間体制の仕事で、細心の注意と配慮が必要です。フルタイムの仕事に加えて上記すべてをこなしていたら、ワーキングマザーが完全に「オフ」になることはありません。オフィスでも家庭でも常に働き続けていると、燃え尽き症候群に陥る可能性があります。これは常に切羽詰まってストレスを感じ続けることにより、精神的にも肉体的にもキャパオーバーしている状態を指します。

 

新米ママが燃え尽き症候群になる可能性もあります。産休を取った後、できるだけ早く仕事に復帰しようとする母親が多いためです。睡眠スケジュールの乱れ、夜間の授乳、保育園の手配、妊娠・出産後のホルモンの変化などにより、新米ママは赤ちゃんとの生活に慣れていく間に疲れ切ってしまうのです。

 

燃え尽き症候群からうつ病へ

燃え尽き症候群の多くは、休息を取ることで解決します。しかし常に疲れ切っている、あるいは何をやっても気分が晴れない場合は、うつ病を発症しているかもしれません。

 

燃え尽き症候群は状況次第で回復するのに対し、うつ病は状況に関係なく長引く可能性があるという点で異なります。必死に働くお母さんは決して「勤務時間外」にならないため、うつ病の兆候が燃え尽き症候群やストレスと混同される可能性があります。うつ病の主な兆候:

 

  • モチベーションの欠如、絶望感や空虚感
  • 常に沈んだ気分
  • 以前のように物事を楽しめない
  • 不眠症や睡眠不足
  • 希死念慮や自傷行為*

 

うつ病のワーキングマザーの脳

うつ病は完全にメンタルヘルスの問題であり、精神、脳、身体に深刻な影響を及ぼします。特に、2つの重要な神経伝達物質セロトニンとドーパミンが、うつ病状態の脳内では十分に生成されない、あるいは活用されません。新米ママがうつ病を発症している場合も同様で、妊娠・出産時に起こる激しいホルモンの変化が原因かもしれません。上記の神経伝達物質は、私たちのメンタルヘルス全般に重要な役割を果たしているため「幸せホルモン」とも呼ばれています。

 

忙しいワーキングマザーがうつ病に対処するには

うつ症状や燃え尽き症候群に苦しんでいるワーキングマザーの皆さん、あなたは独りではありません。ワーキングマザーとしてのストレスやプレッシャーの悩みを認めることは、決して弱さではありません。むしろそれが回復への第一歩です。ワーキングマザーには時間も人手も足りない? でも幸いなことに、メンタルヘルスに対処し、全体的な健康増進を実現する簡単な方法はたくさんあります。

 

セルフケア

働きづめで燃え尽き症候群やうつに悩まされているお母さんは、セルフケアをすることで気持ちが落ち着き、自分の感情を健全に表現できるようになります。ワーキングマザーは毎日常に忙しいため、家でできる小さなアクティビティを見つけることが全体的な健康増進に役立ちます。読書、軽い運動、入浴、セルフエステなど、リラックスできるアクティビティを試してみてください。ワーキングマザーがこだわりスパに行ったり、バカンスを取ったりするのは難しいでしょう。しかし5分間でもストレッチ、瞑想、くつろぐ時間を見つけることでメンタルヘルスが大幅に改善します。

 

サポートを求める

信頼できる人に連絡を取り、自分の気持ちを話してみてください。自分の考えを口に出して伝えるだけで、感情が整理されることもあります。友人、家族、あるいは地域のママグループも、困難な時にアドバイスやサポートをしてくれるでしょう。重度のうつ病や燃え尽き症候群に苦しんでいる方は、心理学者かセラピストに相談して密接な支援を受けることを検討してください。

 

腸をいたわる腸をいたわる

先述した幸せホルモンの95%が、腸で生成されていることをご存じですか?これは腸脳軸―腸と脳の間で行われる双方向のコミュニケーション―が大いに働いているためです。特定のプロバイオティクス菌株を摂取し腸をケアすることで、メンタルヘルス全般を改善することができます。

 

その一例がPS128です。PS128は世界初の腸脳医療用プロバイオティクスで、うつ病患者の予後を改善することが示されています。PS128は幸せホルモンの生成を調整し、腸内環境とメンタルヘルスの両方を強化できるため、忙しいワーキングマザーにおすすめです。メンタルヘルスに効くプロバイオティクスの詳細はこちらをご覧ください。

まとめ

会社を出ても仕事が終わらないので、ワーキングマザーは大変です。ご自身の心の健康に気を配り、物事がストレスフルになりすぎたときに気づけるようにしましょう。セルフケアを試したり、助けを求めたり、腸脳軸をサポートしたりすることで、燃え尽き症候群やうつの時期を乗り越えることができます。気分の落ち込みや抑うつ症状が長期間続く場合は、セラピストや心理学者など有資格のメンタルヘルス専門家に必ず相談しましょう。働くすべてのママたちへ―あなたは独りではありません。その頑張りを私たちは見ています!

 

*自殺を考える、あるいは自傷行為をしてしまう場合はすぐに医療専門家に相談してください

 

参考記事:

ニューロダイバージェント女性のセルフケア

自然にストレスを解消する3つの方法

腸脳軸とは何か?マイクロバイオームが健康に与える影響

サイコバイオティクスとは何か?

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